補選全敗に関しての所感
昨日投票日を迎えた衆議院補欠選挙
即日開票の結果、神奈川も大阪も自民党候補の勝利という大変残念な結果となりました。
このブログでも何回か補選応援に16区に入ったことを書かせていただきました。だからこそ、市川自身もこの結果には本当に落胆しました。
敗因としては、北朝鮮による核実験・低い投票率・安倍新首相への期待など、いろいろ上げられるでしょうが、ここでそのようなことを論じようとは思いません。
また、今回の結果を善戦だったと自己完結することもやめたいと思います。
全敗した。
国民が今の与党政権を支持した。
これだけが揺るぎのない事実です。
我々民主党の下で政治活動を展開しているすべての者が、この結果を真摯に受け止め、自らの至らぬ点を変革していかねば政権交代など夢のまた夢でしょう。
市川はプロフィールを見てもおわかりの通り、政治の世界のスタートは自民党の参議院議員の秘書でありました。自分自身、これはとても貴重な経験であり、このような機会を与えてくれた斉藤文夫先生には今でも心から感謝しております。ある意味、この経験があったからこそ、現在の自分の位置があると思っています。「市川さんは、政治家になるために政治信条を変えても平気なのか?」と非難を受けることもありますが、そうではなく自民党という政党の長短を誰よりも知っているからこそ、今日の選択に至ったわけであります。(そもそも55年体制が崩壊した現在、すでに政党間のイデオロギー的対立構図はなくなりました。これからは、政策の各論で選択をしていく時代になっていくのでしょう)
圧倒的な地方議員の数。それぞれの固い後援会組織。長期政権政党ゆえの企業・団体との密接な関係。結党以来50年という歴史はそうたやすくは崩せない、補選の結果はそのことを残念ながら如実に証明してしまいました。
民主党は若い政党です。だからこそ、自民党にあるような権威主義や俗に言う「しがらみ」の影響が少ない政党であると思います。市川が民主党に未来の可能性を見るのは正にそこであります。
しかしながら、若い党であるがゆえ、「風」のみで歴史に裏付けされた確固たる地盤を崩せるという(語弊はありますが)傲慢な認識を持った方々も時として見受けるのも事実です。しかし、現実はそんなに甘いものではありません。まして、広報戦略に力を入れ、「風」すらも味方につけようとしている自民党の強さは、昨年の総選挙で実証済みです。
こうした民主党の弱点を修正するために、「ドブ板」と言われる地上戦に徹底した小沢代表による戦術転換が行われたわけですが、今回の結果を見るに、残念ながらまだまだ付け焼刃の感は否めません。しかし、これは今後確実に民主党を強くしていくことになるだろう・・・・実際に一兵卒として16区の応援をした市川の偽らざる実感でもあります。
その一方で、自民党も、今となっては公明党の後押しがなければ勝利できなくなってしまいました。
本来政策・政治理念の面でかなり異なる2党の連立。選択する国民にとって、今の状況は決してよいものではないと思います。
もっとわかりやすい選択肢を国民の方々に提示するためにも、民主党は今こそ自らを変革していかねばなりません。
民主党の弱さについて、国と地方議員のねじれた関係を指摘する声があります。公募等で「落下傘」といわれるエリート候補が多い国会議員と、その反面、もともとの出身政党が異なるだけではなく数も少ない地方議員。国・県・市と各級議員が太いパイプで結ばれてきた自民党と比べると、歴史の浅さゆえにどうしても脆弱な地盤になってしまうのは今のところ仕方のないことなのでしょうか。
そういう意味で、来年の統一地方選挙は大切な選挙になってくるわけであります。
とにかく一人でも多くの地方議員を誕生させ、国・県・市と強固なスクラムを組み、固く高い壁になっている保守地盤を根元から打破していくこと。民主党が真の2大政党と成長していくには、まずはこれが大切な第一歩だと市川は主張したいと思います。国と地域、マクロとミクロ、片方だけではなく両方の視点から総合的に考えていかないと、より良い社会は望めません。政権交代にしても、まずは根っこである地域から固めていかなければば実現は難しいでしょう。
今回の敗北はさまざまな問題点を見せてくれています。
ピンチは時として最大のチャンス。この敗北を無駄にせず、ここから新たな活路を見出していきたいと思います。
己を知り、敵を知れば百戦危うからず
皆さんの中でも、今回の補選の結果を受けて何かご意見がございましたらぜひともお寄せください。