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2007年7月 5日

議会のあるべき姿とは~初質問を終えての所感

初質問を終え、ほっとしております市川です
今日7月5日は、会員である川崎市川崎区準倫理法人会(太田眞二会長)の皆さんとともに、顧問である阿部市長を表敬訪問してまいりました。
太田会長は奥様ともども市川が心から尊敬する、素晴しい方です。人柄は顔に出るといいますが、太田会長はまさにそれ!です。その笑顔が、お人柄のすべてを物語っていらっしゃいます。
(倫理法人会の活動や、その他太田会長が熱心にたずさわっておられる「お掃除の会」については、また別の機会に触れたいと思いますが、今日も市長に「お掃除」について熱弁されておられました!)


ところで、今日は初質問を終えて落ち着いたところで改めて感想をお伝えしたいと思います。
市川の初質問については昨日のブログで述べた通りです。
しかし、昨日も少しだけ触れたように、今回の一般質問はいろいろなことがあり、一時議場が騒然となり、市川も少なからず考えさせられることがあったわけです。
いろいろなこととは、議員の質問をめぐって市担当局長が「陳謝」したこと。
それも、ある局に至っては、なんと2回も陳謝。これには新人市川もビックリ。

原因は「数字

議員には「政務調査権」があります。だからこそ、今問題になっている「政務調査費」があるわけですが、
市は議員の要求に従って、数字や情報を明らかにしなければなりません。
この「数字」や情報の「報告」が間違っていたというのが今回の陳謝につながりました。

市の職員の方を、議会では「理事者」と呼びます。
議員は質問項目を決めたら市に期日までにそれを「通告」をし、そこから理事者と議員とのやりとりが始まります。(俗にヒアリングと言います)
「理事者」の仕事は質問内容を「議員」から聴取し、それを受け「答弁」を用意すること。逆に「議員」は事前に自分の質問に必要な数字や情報について市から聞き出し、それを使って質問の用意をする。
これは、国会でも市議会でも同じこと。秘書時代からおなじみの「仕組み」です。
それが議会を「形骸化」させるという批判がありますが、一方でこうした事前のやりとりがないと論議にならないというのも事実。なぜなら、大臣や局長といったトップが細かい数字や情報を把握しきれるわけがないからです。(余談ですが、国会ではかつて質問によっては大臣ではなく「政府委員」という制度のもと担当官僚が答えていましたが、現在ではその制度が廃止されています。これによって大臣や副大臣と議員との丁々発止のやりとりが期待されましたが、残念ながら「政府参考人」という名のもと、かつての政府委員制度と何ら変わりない審議が行われているという批判があるのも事実です)

例えば、市川は今回の第一問目でラゾーナ川崎プラザの開業以来から現在までの車での来場者数と当初の予測数をまちづくり局長に質問しましたが、いきなりそれを聞いても局長が答えられるはずがありません。事前に「これを聞きますよ」と伝えておかないと、数字を調べておくことはできませんから。この例を見ても、皆さんも理事者との事前のやりとりやむなしとご理解いただけるでしょうか?
しかし事前のやりとりで納得してしまうと、もうそこには何も残りません。
なぜなら、役所はなかなか現状を変えることに積極的ではないことが多いからです。
我々議員は、こうしたやりとりの中で、問題点を絞りこみ、必要な数字や情報を理事者から聞くだけではなく自らも調査し、市から言質をとり、それを元に矛盾があればそれを質し、よりよい施策へと導くことが仕事です。
これがなかなか難しい。当然勉強しなければ相手にならない。なぜなら相手は行政の「プロ」の皆さんだからです。知識も必要。調査能力も必要。政治家ですから、ディベート能力も必要。
しかし、皆さんからの「税金」で報酬をいただく身、これができなければ「議員」とはいえないですよね。


今回の陳謝は、その事前のやりとりの「数字」が間違っていたことが第一の原因でした。
しかし、行政が陳謝を繰り返すことは、市民の信頼を大きく揺るがすことになります。
なぜそういうことになったのか。
是非、重く考えていただきたいと思います。
市川自身も、議会と行政は馴れ合うものではなく、いい意味で緊張感をもって対峙しなければならないという本来の姿を忘れず、今後も議員活動を続けていきたいと思います。(でも時にはユーモアも忘れない!という市川流は貫いていきたいと思っています)


今回の定例会は、新人市川にとって、改めて「議会のあるべき姿」とは何かということを思いおこさせてくれました。
事前の理事者とのやりとりでも、いろいろ思うところがありましたし、また議会での他議員の方の質疑でも考えさせられるところ大でした。
馴れ合いの議会はいけませんが、対峙する姿勢が「ホンモノ」なのか「パフォーマンス」なのか
それを判断するのは他でもありません、有権者の皆様です。
今月は参議院選挙も予定されています
いずれにせよ、これから有権者の方々にとって、「ホンモノ」を見極める目が、一番大事になってくるのかもしれません

市川も「お前はホンモノだ!」と皆さんに認められるよう、頑張ります!!
是非、市議会中継見てくださいね!(絶対、市議会が身近になりますよ)


中継を見た皆さんのご意見お待ちしています!!


2007年7月 4日

「ラゾーナ渋滞」緩和にむけて幸町交差点改良工事~初質問で市が回答

7月3日
緊張の中、本会議一般質問をさせていただきました。
市川の発言順番は7番
午後からということで、本会議場には地元から「初質問聞きにいくよ!」と皆さんが傍聴に。
これには市川感激でした。
前の議員の方の質問で議場が騒然とした中での「初舞台」。正直ちょっとやりにくいシチュエーションでしたが、市川は、あくまでもオーソドックスに淡々と質問をさせていただきました。
質問項目は4点
1、川崎駅西口周辺の渋滞解消対策について
2、御幸公園リフレッシュパーク事業について
3、本市の学力の現状と全国一斉学力テストの取扱いについて
4、「川崎式」学校教育について

(質問の録画中継はあと少しで川崎市議会HPでご覧になれると思います。)

http://www.kawasaki-council.jp/


西口周辺のラゾーナ渋滞は、地元の皆さんから一番陳情の多かった案件。今回は、特に右折信号がない幸町交差点と西口入口の交差点にポイントを絞り、対策を伺いました。
市からは、幸町に関しては今年秋、西口交差点については隣接するビルの解体工事が終わったら、それぞれ改良工事に着手するとの回答をいただいました!信号機も、県警との協議で、できるかぎりそれに併せて改善するようお願いしてくださるとのことです。
初質問で、ひとつ結果を報告できるとは、市川も嬉しい限りです。
渋滞解消には、まだまだ改善が必要ですが、とにかく一歩前進です。

続いての御幸公園に関しては、今後実施設計の段階で説明会を開催するとのこと。完成すればスーパー堤防で多摩川まで地続きになる「新」御幸公園ですが、説明会は公園に掲示などして周知してくださるということなので、是非多くの市民の声を聞いていただきたいと要望してきました。

そして続く2点は市川の公約にもしていた教育、特に「学力」にかかわる質問です。
川崎市の学力の現況を伺いながら、学力の学校間格差や全国テストの今後の結果公表などのあり方について市の見解を質問しました。
市川は、これからの教育の問題は「学力低下」ではなく、実は「学力格差」の問題と認識しています。
競争を否定する中、なかなか実態が「見える形」で公表されない裏で広がっているであろう「学力の格差」。全体的には「良好」でも、よく個に目を向けると、いわゆる「できる子」と「できない子」の差が開いている。これを放置しておくことは、将来の「階層社会」への布石となってしまうのではないか。市川の危惧はそこにあります。
なかなか市からは明確な回答はいただけない現状ですが、この問題は引き続き取り組んでいきたいと思います。教育委員会へは、理想ばかりでなく「現実に即した」公平な公教育の実現を強く要望してきました。

ということで、持ち時間30分のうち28分を使って、なんとか初質問を終えました。
先輩議員の質問のように、ポイントをついた鋭い論点での質問とはまだまだいきませんでしたが、今後も勉強に励み、鋭意努力をいたします。
出来栄えはいかがか、是非皆さんがご判断してください。
とにかくほっとした市川でした(汗

市議会質問.jpg

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