これでいいのか?アスベスト対策~まちづくり委員会報告
8月25日
まちづくり委員会が開催されました。
今回は高津区のトナミ運輸が増築を予定している倉庫棟の計画変更を求める請願の審査です。
これに先立ち、先月の委員会では我々委員は現地視察をしております。
(委員会ではこうした請願審査にあたって現地を必ず視察するのです。)
委員会には50名以上の傍聴人が来られ、ものものしい雰囲気の中委員会がスタートしました。
審議については26日付けの神奈川新聞に記事が掲載されました。
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiiaug0708419/
主な請願の内容は、倉庫棟にできる屋上駐車場についての計画の見直しを含めた環境面での配慮、誠意ある住民説明会の開催、そして解体される独身寮のアスベスト撤去工事について説明会の開催などで、委員からは様々な問題指摘の意見・質問が出されました。
市川も問題と思われる点についていくつか市当局に質問させていただきました。
市川が今回の請願審議を通じて一番気になったのは川崎市の「アスベスト」対策です。
川崎市ではアスベスト処理に関して「指針」というものをもっています。
記事にもある通り、その中で業者は付近住民に対して周知することが明記されているのですが、今回アスベストに関する「説明会」などの開催がなく、業者の市に対する口頭のみの報告だけで、実際には周知に不十分な部分があったため、このような事態となったわけです。
多くの委員からこの件に対して疑問の声が寄せられ、市川も業者からどのように「口頭で」報告を受けたのか具体的に答えるよう質問しました。
市環境局からの回答は、要約すると
1、「指針」はあるものの法的拘束力はなく、周知に関しては業者からの報告の際、そこで確認するのみ
2、今回の場合は、業者からは個別に住民に説明したとの口頭での報告があった
とのことでしたので、
個別というが、どの範囲にまた文書などで周知したのか詳細を聞いたのかと改めて問うと、そうしたことは聞いていない、ただ完了時に報告義務があるとのことでした。
これには市川はじめ他の委員も唖然としました。
終わったあとに報告があったとしても、万一工事途中でアスベストが飛散するようなことがあった場合一体どうするというのか?
また「指針」があるのに法的拘束力がないなら、何のための「指針」なのか?
ある意味、最後の防波堤である窓口での業者報告のチェックがこのような状態でいいのか?
今回の対応については、環境局も問題があったことを認めましたが(ちなみに今回のアスベスト撤去については、市でも調査してその数値を委員会でも報告しましたが、安全な数値であったことをここで報告いたします。とりあえず付近住民の方はご安心ください)、これは重大な問題です。
今後は早急に適切な対応をとるよう環境局には要望しましたが、これは根本的に考えなければならない問題でしょう。
ことは市民の安心・安全にかかわる一大事、いくら「指針」を示しても適切に遵守されなけければ何にもなりません。
「これでいいのか?」
勿論いいはずはありません!
これからのアスベストへの対応が適切に行われるか、指針の運用の見直しも含め取り組んでまいります。
しかし、生命にかかわることです。市当局ももう少し意識を持って、ことに当たっていただきたいと切に願います。