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2007年9月29日

決算審査特別委員会で質問~かかりつけ医のいない妊婦実態調査へ

9月26日
決算審査特別委員会にて質問を行いました
テーマは3点
1、周産期ハイリスク妊婦に関して
2、生活保護費における医療扶助の現状とケースワーカー支援体制の整備について
3、緑ヶ丘霊園整備について


1、周産期におけるハイリスク妊婦について

奈良県の妊婦救急搬送の問題から、周産期における妊婦の問題が注目されております。
市川も、妊婦であった経験があり、この問題は今回絶対に取り上げようと思っておりました。
周産期母子医療センター(川崎では今1つもないのが現状。聖マリアンナ医大病院に開設するべく現在検討中)をはじめとする「地域医療」における周産期医療体制の整備は、今議会でも各会派から質問が行われておりますが、市川はその観点ではなく、出産以前の「保健指導」の観点から、この問題を考えてみました。
今回の一連の報道で、「かかりつけ医」のいない妊婦、すなわち一回も検診にいかない妊婦の存在が浮き上がってきましたが、まずはそうした妊婦の現状を把握するために実態調査を始めるよう検討できないか健康福祉局長に伺いました。とりあえず母子手帳の事後交付から調査を始めるという回答をいただきました。
川崎におけるこうした妊婦さんの実態、民間の各医療機関に調査しないとわからないらないわけで、実際つかみにくいのは事実です。今回少しでも実態をつかもうと、川崎病院の救急で受け入れた妊婦さんの中からそうした事例の数をうかがってみました。
18年度救急で受け入れた妊婦さん609人、うちかかりつけ医のいなかった妊婦さんが6人。6人のうち5人が20歳代であったそうです。
経済的問題が背景にあるのかと推察し、同じく川崎病院で出産費用を払わず不明になったケースを過去3年にわたって伺いました。
18年、こうした出産費をはらわず、赤ちゃんとともに病院から去ってしまった件数は13件。16年度は3件であったことから、経済的に困窮した妊婦さんが実に増えていることがわかります。
出産については「入院助産」という助成制度があり、一定の要件がありますが、経済的に困っている方には全額出産費用が助成されます。しかし、過去3年間のの措置をとられた方は増えていない。周知にもっとつとめて欲しいということで検討をお願いしました。
これからは、出産年齢も高齢化や、逆に若年化などが予測され、こうした妊婦さんの出産については、早期出産、妊娠中毒症など、通常出産よりもリスクが高くなるといわれています。こうした「ハイリスク」妊婦予備軍を(かかりつけ医のいない妊婦さんも、胎児の死亡率が通常の約18倍ということで、ハイリスクとなります)出産前の母子保健の指導で、リスクを少しでも低減できないか、市川の質問の主旨はそこにありました。
総務省からも、ハイリスク妊婦の早期把握と訪問指導も含めた保健指導のありかたの強化を指摘した勧告がまとめられています。
早期にハイリスク妊婦を把握し、適切な指導を行うこと。
地域医療における周産期医療体制の整備も勿論大切ですが、まずは医療の前に安全な出産をしていただけるような体制づくりが必要なのではないでしょうか?
健康福祉局からは、現在も、現場ではそうした努力を行っておりますが、母子手帳交付の時から一層の充実を検討するというご回答をいただきました。
期待してます!

2、生活保護費に関連して

生活保護費の中には「医療扶助」というものがあります。
被保護者の方は、原則全額医療費が扶助されます。
しかし、この医療扶助が膨大な金額になっており、生活保護における、ひとつの課題になっています。今回はこの医療扶助の実態から保護制度の問題点を指摘し、適正な保護制度のためケースワーカーなど保護に関わる職員配置の検討を求めて質問を行いました。
ちなみに川崎市における医療扶助の18年度決算額は183億円余でありました。
そこで、国民健康保険加入者の医療費を比較した数字を伺ったところ、なんと2倍以上(東京都では3倍といわれています)
医療扶助には交通費の補助もあります。川崎では18年度どのくらい支給したのかを伺うと、ほぼ一ヶ月あたり6000円以上との回答。一方で国保加入者は低所得者であっても、そうした交通費の支援はありません。
他にも、医療扶助には「施術」といって鍼灸マッサージなども扶助の対象となっており、東京都の実態調査では近年その金額の伸びが著しいとの指摘があったので、川崎市の現状をうかがいました。
回答は、やはり本市でも伸びているとのこと。

経済的に困っている方に、憲法で認められた「健康で文化的な最低限度の生活」を保障するため、適切な保護を行うことは必要であることは言うまでもありません。
しかし、こうした国保加入者との比較を見て、「不公平」という声が上がっているのも事実です。
その保護が「適切」なのかどうか。
そこで、問題になるのが現場でこうした保護に関する仕事に従事しているケースワーカーです。
ケースワーカーは、一人に80人の担当。保護の承認から実際に被保護者と接する仕事、すべてにケースワーカーが関わります。
ところが、このケースワーカーの平均経験年数は約3年。平均年齢も約33歳。入庁してまだ経験の浅い、若い職員がこの職にあたることが多いわけです。
現場では、様々な対処困難なケースがあると聞きますが、こうした職員の方が、すべてに適切な対処ができるのか、疑問を感じざるを得ません。
ケースワーカーを指導・支援する立場のスーパーバイザーという制度があるのですが、川崎の場合すべて係長と兼務です。これでは、本来の指導・支援できるのか・・・・
そこで、適切な保護制度のために、広島市などで導入している「巡回指導員」を例に挙げ、職員の配置や人事のあり方を検討ができないか伺いました。
健康福祉局からは、なかなか踏み込んだ回答はいただけませんでしたが、こうした問題は認識しているとのことですので、再検討を考えていただきたいところです。
皆さんは、こうした生活保護のあり方、どう思われますか?
生活保護費は今のところ3/4が国の補助です。
16年度、国はそれを2/3に減額しようとしましたが、各自治体の猛反発で撤回した経緯があります。
今後またこうした動きがあれば、本市としても負担増を強いられる可能性があるわけです。
東京都では今年、国の生活保護に対する見直しを求めた提言をまとめました。
そもそも、調べれば調べるほど、制度上の問題もあるかと思われます。
少なくとも「納税者」(TAX PAYER)である市民が、不公平と感じない、納得できる保護制度に向けて、国でも改めるべきところは改めていただきたいと市川は強く思います。

3、緑ヶ丘霊園整備について

緑ヶ丘の市民霊園。
春にはお花見の名所として、市民の皆様には親しまれております。
ここのトイレ、現在まだ4箇所が水洗になっていないということで、高齢者のための一部洋式トイレへの変更も含めて環境局に伺いました。
下水道が通っていないため、すべてを水洗化するには大変な費用がかかります。
そこで、利用者の多い長尾口(ここは下水管が近くまで来ているので、費用が他よりかからないのです)
の改修の検討と、清掃委託の費用も考え(週1回清掃しているとのこと)、他の汲み取り式のトイレは撤去して、墓参者の多い時期にリースの水洗式トイレ(可動式ですが、下水がなくても水洗になります)をレンタルするという方法は検討できないかという提案も含めて質問をしてみました。
環境局からは、長尾口に関しては早期整備に向け検討するとの前向きな回答をいただきました。
また、洋式トイレについてはできるところから早速、またリースの水洗式トイレについては、とりあえず次のお彼岸に何台か考えてくださるとのことでした。
緑ヶ丘にはこの川崎を築いてこられた、30000柱以上の御霊が眠っておられます。
墓参者も高齢化し、多くの方からこの陳情をいただいておりました。
亡くなった方をしのび、またご先祖に感謝する大切な行事でもある「お墓参り」
市川はこうした日本人の心を守っていきたいと強く願います。
気持ちよく、なき御霊と語らえるような墓地整備に向けて、一歩前進です。
汲み取り3外観.JPG汲み取り4外観.JPG汲み取り5外観.JPG汲み取り6外観.JPG汲み取り3便器.JPG汲み取り4便器.JPG汲み取り5便器.JPG汲み取り6便器.JPG汲み取り小便器.JPG


2007年9月25日

「鹿島田駅西部地区再開発事業」 環境アセスメントに係る縦覧等のお知らせ

現在鹿島田駅西部地区第一種市街地再開発事業に係る条例見解書の写しの縦覧を行う事が出来ます。

<縦覧期間及び時間>
期間:平成19年9月20日(木)~平成19年10月19日(金)まで(但し、土日等閉庁日は除く)
縦覧場所:幸区役所、日吉出張所、中原区役所及び本庁(環境局環境評価室)
       午前8時45分~午後5時まで

事業の対象区域


土地利用計画図及び施設外観


2007年9月24日

下平間天満天神社祭礼

9月23日
朝幸区PTA連合会のバレーボール大会開会式に出席した後、半纏姿に着替え下平間天満天神社の祭礼へ
宮出しのあと、お神輿をかつぎながら68自治会へ
途中抜け出し、12時からの神社の式典に・・
下平間周辺の町会・自治会の役員皆さんに混じって神前に玉串を上げさせていただく
地元の議員になったんだと実感する、感激の一瞬でした
その後、お神輿と一緒に鹿島田商店街はじめ町内を廻らせていただきました。

実は下平間天満天神社の祭礼は、雨が多いとのこと
この日も天気予報は雨
しかし、ご神前にお水をたっぷりとお供えしたら、お天気になるとの小泉宮司のお話
皆さんお水をお供えしてお祈りしたとのことでした
結果は・・
なんと、お話の通り雨は降らなかったわけです。
すごい・・・
宮司のお話通りになるとは・・


そんな話を神酒所でしていたところ、面白いお話を伺いました
下平間周辺には旧家が多く、広いお庭にお稲荷さんを祭られているお宅がいくつかあります
中にはお祈りすると、必ず男の子に恵まれるというお宮があるとのこと
なるほど確かに、息子さんばかり・・・
すごいご神威!

男の子を欲しいと願う方は、是非御参りさせていただいてはいかがでしょうか
地元の皆さんと、祭礼を通して一層触れ合うことができた市川でした


しかし、お神酒飲みすぎてしまいました
筋肉痛とともに反省・・

2007年9月15日

市議会代表質問と首相退陣

9月10日
市議会にて各党代表質問の1日目
自民党についで午後から我が民主党。
今回の質問者は、市川が最も恐れ(?ごめんなさい)そして慕っている、心強い「アネゴ」
粕谷葉子先生です。

今回市川の担当した箇所は、2つ
入札制度についてと用途地区とマンション開発について
入札については、翌日の神奈川新聞で少し取り上げられておりました。
公共工事については、品質を確保するための品確法という法律が新たにできたのですが、その視点から工事価格自体の適正性に関連して、入札不調(入札自体に応札者がいなかったり、予定価格より高い金額の入札で、入札が成立しないこと)の数字を過去3年にわたって伺いました。
結果は、16年度1件だったものが平成18年度には30件以上に増加したとのこと
こういう状況がもし続けば、様々な影響が懸念されます。
低価格入札の影響で、工事費自体は下がりましたが、別な問題が新たに起こってきはじめております。
「安かろう悪かろう」ではいけないし、そもそも入札が成立しなくなっては大変です。
これについては、ご批判もあろうかとは思いますが、今後も施工管理技士の資格をもつ市川、皆様に問題提起をしていきたいと思います。

しかし、今回の代表質問の最中に飛び込んできたのが「総理の辞意表明」
こんなことがあるのか???
信じられない大ニュースに休憩中の控室は!!!!の嵐でした。
おかげですっかり代表質問の話題も吹っ飛ばされてしまいましたが・・・・・


年金、その他重大な問題が山積している現状を放り出し、突如の退陣
いろいろな事情はあったにせよ、一国のリーダーとしてはやはり資質を疑わざるをえません。
話題はすでに次の総裁は誰かということに変わりましたが、
こんなことでいいのでしょうか?
国政の停滞は、何より国民の不幸であります。


きっちりと政策で論じ合う国会
一日も早く、正常な政治の姿を取り戻していただきたいと切に願います。

余談


粕谷議員は3期目。女性議員としても先輩ですが、
いろいろな逸話が絶えない粕谷先生ですが、市川が「これはすごい!!」と思ったエピソードがあります。
それは参議院選挙の際のこと、川崎駅に前原前代表が応援に来られた時のエピソードです。
応援演説に立つ粕谷先生のもとに小学生低学年とおぼしきお嬢さんとお母様が・・
一体何事と近づくと、にこやかに握手を求めるお嬢さん。聞けば、粕谷議員のファンで、ホンモノに会えたと喜んでいるではありませんか。
しかも「大好き、学校で『かすやヨーコのうた』をつくってみんなで歌っているよ」との言葉。
粕谷議員に伺うところによると、すでに『かすやヨーコのうた』を歌っていると言っていた子どもさんに何人も遭遇しているとのことで、この川崎のどこかで密かに流行っている模様。
新たな「都市伝説」の誕生でしょうか
選挙のためにテーマソングを作られる方はいらっしゃいますが、子どもさんたちが作ってくれるとは・・
粕谷先生、恐るべし・・・
残念ながら、そのうた自体は聞くことができませんでしたが、一体どんな歌なのか、すごく気になるところです。もしご存知の方がいらっしゃいましたら、是非ご一報ください。

2007年9月 8日

台風9号首都圏直撃

9月6日
台風9号が首都圏を直撃しました

市川の自宅近くの、多摩川の状況は下の写真の通りです。
陸上競技場も野球場もグランドも水没してます。

台風9号多摩川.JPG

多摩川河川敷水没によって、たいへんな被害がありました。
幸区でも、河川敷で生活されていた方が取り残され、ヘリコプターで救助されました。
しかし、まだ不明の方も2名とのこと。
また神奈川県では西湘バイパスで橋が陥没するというニュースが飛び込んできました。大都市圏でのこうした台風災害は恐らく何十年ぶりと思いますが、本当に衝撃的でした。
インフラ整備の進んだ都会であっても、天災からは逃れることができません。
むしろ、「都市型災害」という新たな問題が生まれています。
今回の台風災害で、ドラマ「岸辺のアルバム」の題材となった1974年の多摩川水害を思い出された方もいらっしゃったかもしれません。
当時小学生だった市川ですが、水害で家が流される映像は今でも覚えています。
天災は突然やってくる。
災害に強いまちづくりは急務であると、改めて実感しました。

被災者の方に心からお見舞い申し上げます。

復旧と対策に全力を尽くして参ります。

2007年9月 6日

第4回定例市議会開会

9月3日より、第4回定例会がはじまりました。
会期は10月4日まで
今回は俗に決算議会と呼ばれていますが、川崎市の18年度の決算について審議が行われます。
一般質問ではなく、決算審査特別委員会での審議になります。(委員会といっても、議員全員が出席し、本会議場で審議をします。一般質問と同じ形式で、自席から理事者との質問のやりとりになります)

早速代表質問原稿の準備です。
今日の3時に質問項目の通告〆切があり、担当の粕谷議員が提出されました。
今回の市川の分担は入札制度についてと都市計画法とマンション建設にかかわる諸問題ついてです。
団内部での原稿〆切は昨日の3時。なんとか遅れながら原稿を仕上げました。
市川猛勉強の成果をお楽しみに

「費用弁償」実費給付へ

9月4日
議員の第2の報酬と批判の多かった「費用弁償」

費用弁償は地方自治法に規定され、金額などは各自治体が条例で定めることになっております。
現在川崎市では、本会議委員会に出席すると一日あたり7000円支給されていますが、これを今回見直すことになりました。


新制度は、自宅から市議会まで公共交通機関を利用した額が費用弁償として支払われるというものです。市川の場合、川崎駅~古市場交番前停留所(市バス)往復で、400円となります。
この見直しで年間約3000万円の税金の節約です。
費用弁償とは、もともと交通費などの経費を弁償する目的のもので、かつて議員が無報酬だった時代の名残とも言われております。現在これについては廃止する自治体(横浜市など)もあるようですが、まだ各自治体対応は、まちまちであります。
川崎市議会では、本来の意味に立ち返り、交通費実費ということで結論を出しました。
今議会で可決されれば11月から新制度のスタートとなります。

議会改革、市民の目からはまだまだかもしれませんが、こうして着実に進んでおります。
今後とも、「?」を「!」に変えるべく、頑張ってまいります。

各政令指定都市の状況(参考)

千葉市   定額 8,000
札幌市   減額 12,500円⇒10,000円に減額
(2005年4月から) 2011年まで減額期間延長
仙台市   定額 10,000
さいたま市   廃止 2007年4月から廃止
横浜市   廃止 2007年4月から廃止
新潟市   定額 5,000
静岡市   実費のみ 実費のみ
(但し自家用車は 支給対象外) 議員請求により支給しているが、
18年度は52人中4人のみ
浜松市 廃止 2007年4月から廃止
名古屋市  定額 10,000
京都市  定額 10,000
大阪市  廃止 2006年4月から廃止
堺市   廃止 2004年4月から廃止
神戸市   距離換算 (距離に応じ)
3㎞未満   8,000
3~6㎞   9,000
6~10㎞  10,000
10~14㎞ 12,000
14~18㎞ 13,000
18㎞以上 14,000
広島市  定額 11,000 見直しについて検討中
北九州市   距離換算 (距離に応じ)
3㎞未満  7,000
3~11㎞  8,000
11㎞以上 10,000 ※ 但し、駐車章受領者は
1回につき 一律1,000円減額
福岡市   定額 10,000

2007年9月 1日

川崎市総合防災訓練

本日9月1日に高津区多摩川河川敷にて平成19年度川崎市総合防災訓練が行われ、市長を始め
市議会議員、ボランティアの方、防災関係機関の方など沢山の方が参加されておりました。
もちろん市川も防災服に身を包み参加して参りました。
防災訓練1.JPG


訓練内容は、
・少年消防クラブや自主防災組織等による市民主体の訓練
・川崎市や防災関係機関による救出、救助、水防訓練
・ライフライン関係機関による応急復旧訓練
などが行われました。

防災訓練2.jpg
AEDを使用した訓練の模様


9月1日は防災の日です。
今年は中越地震もあり、防災に対する関心が高まってきております。
備えあれば憂いなし。日頃から防災の意識を心がけたいものです。

余談

今回の訓練終了後、海上・陸上各自衛隊の方々の「炊き出し」があり、参加者にふるまわれました。
勿論、海上・陸上ふたつのカレーを試食!(食べすぎ注意!)
同じ自衛隊のカレーですが、まったく違う味なのです。
期せずして、海陸の味くらべを堪能させていただいた市川でした。

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