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代表質問報告2:川崎市のスポーツ施設のあり方について その①

9月14日に行われた定例議会での代表質問の中から、
本市のスポーツ施設のあり方に関する議事録を2回に分けてご紹介したいと思います。

等々力競技場や硬式野球場、サッカースタジアム等について
民主党川崎市議団を代表して質問しました。


質問:市川よし子

 本市のスポーツ施設のあり方について伺います。等々力陸上競技場についてであります。
わが会派の6月定例会代表質問に対し現在等々力緑地再編整備検討委員会において、陸上競技場の現位置を基本とした配置、硬式野球場と位置を入れかえた配置など、複数のパターンにつきまして検討を行っているところであり、サッカーと陸上の開催調整が困難、スポーツ振興という視点からの検討も必要などの寄せられた意見を考慮し、今後、基本計画の策定に向けて、施設の配置や規模などの検討を進めてまいりたいとの答弁がなされました。
 これまでの答弁を総合すると、等々力緑地再編整備検討委員会では当然ながらスポーツ施設である競技場の安全で快適な環境を実現させるための調査検討が十分に行われていくものだと確信しておりました。しかし、まことに残念なことに検討委員会の議事録では主に、緑、オープンスペースに関する議論が大部分を占め、スポーツ振興に基づく、安心、安全なスポーツ施設の議論がなされておりません。

 市長は市長選挙にあたり200から300億円という数字を示され等々力陸上競技場の全面改修を市民に約束されました。市長の考える300億の改修とはどのようなものであるのか、その内容と手法を数字の根拠と共にお示しください。


答弁:阿部市長

 等々力競技場の全面改修についてのお尋ねでございますが、等々力緑地につきましては、「等々力緑地再編整備検討委員会」において、「みどり豊かなやすらぎと安全・安心の場」、「川崎から発信するスポーツ・健康づくりの拠点」、「多様な交流を生み出す場」の3つの視点から再編整備に向けた検討を進めているところでございますが、等々力陸上競技場につきましては、ニーズの高い観客席の増設、メインスタンドへの屋根の架設、コンコースの拡幅など、全面的な改修が必要と考えているところでございます。また、事業費につきましては、サッカーJ1リーグが開催されている他都市におけるスタジアムの整備事例を参考に、200億円から300億円程度と申し上げたものでございまして、今後、「実施計画」の策定を進める中で精査してまいりたいと存じます。


質問:市川よし子

 14回目の検討委員会で委員より、サッカー専用スタジアムを市民ミュージアムやとどろきアリーナとリンクさせる新たな第5案が提案され検討することになったと仄聞しておりますが、この第5案に対する市としての見解を伺います。

 そもそもスポーツ環境の安全、快適な整備の考え方に対する議論が欠落したままでは、全会一致で採択された請願に対して十分な対応がなされていないと言わざるを得ません。これ迄時間をかけて会議をしてきた訳ですから、取りまとめに向けて重要な時に最後までしっかりと議論をすべきです。今後の進め方についてお答え下さい。

 更に硬式野球場について伺います。
この度、都市対抗野球で川崎市代表の東芝が、見事7回目の優勝を果たしました。しかし残念ながら本市には都市対抗の予選会さえも開く球場がないというのが現状であります。市民からはハイレベルな試合の開催やその集客に応じられる観客席、そして、なにより少年達が憧れる魅力ある野球場としての整備が求められています。野球場改修についての考え方もあわせて伺います。


答弁:総合企画局長

 等々力緑地再編整備についてのご質問でございますが、はじめに、施設配置案についてでございますが、「等々力緑地再編整備検討委員会」では、緑地内の大規模施設の配置について、「現位置を基本とした配置」、「硬式野球場はおおむね現位置、陸上競技場は現位置とする配置」、「硬式野球場と陸上競技場の位置を入れ替えた配置」、「サッカースタジアムを新設し緑地内に3施設配置」、の4案につきまして検討を進めてまいりましたが、検討委員より、第5案として「硬式野球場は移設、陸上競技場は現位置、サッカースタジアムを新設」という新たな提案があったものでございます。第5案も配置案のひとつとして、「検討委員会」のもとに「幹事会」を組織し、課題・問題点を整理し検討を進めているところでございますが、「基本構想」で掲げている「公園の基本的な考え方」の視点からは、課題があるものと考えております。

 次に、今後の進め方についてでございますが、「検討委員会」におきましては、これまで、「みどり豊かな安らぎと安全・安心の場」、「川崎から発信するスポーツ・健康づくりの拠点」、「多様な交流を生み出す場」という3つの公園の基本的な考え方をまとめてきており、今後、大規模施設である陸上競技場につきましても、幹事会で十分に検討し、配置や規模の方向性が取りまとめられる予定でございますので、それらを踏まえ、すみやかに「基本計画」をとりまとめてまいりたいと存じます。
 次に、硬式野球場についてでございますが、硬式野球場は、昭和42年に建設された施設でございまして、「基本構想」では、高校野球の予選や社会人大会、夜間硬式利用にも対応する施設、とする方向性が示されており、今後、配置や規模について「基本計画」で整理した後、具体的な整備内容につきましては、関係者のご意見も伺いながら、「実施計画」策定のなかでとりまとめてまいりたいと存じます。


質問:市川よし子

 続けて、富士見地区整備について伺います。今回、新総合計画「川崎フロンティアプラン」第3期実行計画が明らかになりました。教育委員会が所管し、策定してきた(仮称)市民アリーナ基本計画はこの中でどう位置付けられてきたのか伺います。

 また、市民アリーナを含む、富士見周辺地区整備実施計画との関連はどうなっているのか伺います。
私ども民主党市議団はこの間、スポーツ関係団体と懇談会を開催し、特に(仮称)市民アリーナ建設に向けた要望事項を伺ってきました。まず、現行の計画では、解体から竣工までの約2年間、川崎市体育館は利用できなくなります。だとすれば、東側の空き地を利用して、こちらに市民アリーナを設置するという 富士見周辺地区整備実施計画の変更が必要と考えますが、総合企画局長の見解を伺います。

 次に、アリーナの機能として、プール それも温水プールを設置できないか伺います。この温水プールは、近隣の市立川崎高校や、小中学校の体育の授業でも利用できるとすれば、建設諸経費の軽減に結びつくと考えます。見解を伺います。

 また、現状の川崎球場は、アメリカンフットボール専用スタジアムとして機能しておりますが、近隣並びに市域住民の皆様のご意見を伺うと、スタジアムとしての機能性が
不十分との多くの声を頂戴し、富士見周辺地区整備実施計画に併せ、抜本的に見直しを図る事も必要と考えますが、見解を伺います。


答弁:総合企画局長

富士見周辺地区整備についての御質問でございますが、はじめに富士見周辺地区の再編整備につきましては、平成20年3月に策定した「富士見周辺地区整備基本計画」に基づき、整備の推進に向けた検討を進め、市民や関係団体等の方々から幅広く御意見を伺い、本年3月に「富士見周辺地区整備基本計画に基づく整備の考え方・改定版」を取りまとめたところでございます。
 今年度は、「整備の考え方・改定版」に基づいて、「整備実施計画」の策定を予定しており、スポーツ・文化複合施設、長方形競技場等の市民利用施設、緑地・広場等の公園整備など、富士見周辺地区全体について概ね10年間の段階的な整備手順や財源等を調整し、第3期実行計画へ反映してまいりたいと存じます。

 次に、スポーツ・文化複合施設につきましては、本年3月に策定いたしました「整備の考え方・改定版」に基づき、体育館機能と大ホール機能を備えた複合施設として、川崎駅からのアクセスや、市民館・区役所との機能連携に配慮し、現在の川崎市体育館の敷地を中心に整備することを計画しているものでございます。体育館の建て替えに伴う、工事期間中におきましては、市民の皆さまにはご不便をおかけいたしますが、スポーツ活動に大きな支障が生じないよう、関係局・区と連携し、民間の体育施設等の実態把握を行い、全市的な対応を図ってまいりたいと考えております。

 次に、プールにつきましては、「整備の考え方・改定版」において、現在の児童プールの利用実態等を踏まえ、屋外施設として公園北側に再編することとしておりますので、温水プール整備や市立川崎高校との連携利用は難しいものと考えております。

 次に、川崎球場につきましては、ホームタウンスポーツによる魅力あるまちづくりの考え方を踏まえ、アメリカンフットボール活用したまちづくりの拠点となっており、サッカー、フットサル等が行える、長方形競技場として整備してまいりたいと存じます。


その②、再質問へと続きます。

2010年10月

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