読書のまち・かわさきの現状とその対策について、委員会にて質してまいりました。
今週のタウンニュースにも寄稿しておりますので、あわせてご覧頂けたらと思います。
質問:市川よし子
教育費のうち教育指導・読書のまちかわさき事業費等に関連して、学校図書館と読書について教育長に伺います。
先般行われた幸区PTA連絡協議会と地元選出市議団との意見交換会の席で、中学校の学校図書館がほとんど機能していないというご指摘がありました。そこで、現在幸区内には5つの中学校がありますが、それぞれの学校図書館で生徒が本を読んだり貸出ができる、開館時間の状況を伺います。
答弁:教育長
幸区内の中学校図書館の開館についての御質問でございますが、日常的には授業における調べ学習等において活用しておりますが、貸し出しにつきましては、5校中5校で、昼休みには概ね20分間開館をしております。その内1校では、長期休業前に、放課後も開館している状況でございます。
質問:市川よし子
中学校の図書館が一日たった20分しか利用できない。しかも昼休みです。これで「読書のまち」といえるのか甚だ疑問であります。この状況を妥当と考えるのか、教育長の見解を伺います。
答弁:教育長
開館状況についての御質問でございますが、各学校の状況により、一概に判断はできませんが、貸し出しの時間としましては、十分ではないと考えております。
質問:市川よし子
いじめの問題がクローズアップされておりますが、図書館は教室で友達の中に入っていけない子どもたちの「居場所」としても考えられるのではないかと思います。こうした状況は、専属の司書が現在本市の小中学校に一人もいないことが原因であると考えます。専任の司書の配置が無理ならば、昨日も議論のありました図書館コーディネーターや地域の町内会や老人会などにも協力をあおぎ、ボランティアを増強し、放課後の開館をはかれるよう検討すべきと考えますが見解を伺います。
答弁:教育長
放課後の開館についての御質問でございますが、中学校の放課後の時間は、多くの学校が、部活動や委員会活動、学級活動、教育相談、行事の準備等で使うことが多く、教育もそれらの指導にあたっていたり、各種会議を行ったりしているという状況でございます。
放課後の開館につきましては、学校の実態に応じ、教職員の会議のもち方や指導体制の工夫等により、より多くの開館ができるよう、学校への働きかけに努めてまいりたいと考えているところでございます。また、子どもの読書活動の活性化を推進する上で、学校図書館コーディーネーターや図書ボランティアの協力を必要とするところでございますので、今後も学校との連携の充実を図っていきたいと考えております。
質問;市川よし子
幸区の例ですが、南河原小学校では元教員のボランティアの方の献身的なご努力で、区内唯一放課後も開館しているとのことで、本の貸し出し件数も、2万冊以上で、私が調べたところ他の小学校のおよそ4~10倍の数になっています。ぜひ積極的な取り組みを要望します。読書のまちかわさき事業の中で、川崎子ども読書100選を選ばれていますが、なかなか浸透しておりません。現在この100選を対象とした川崎市主催読書感想文コンクールは実施されていないとのことですが、夏休みなどの時期に子どもたちに少しでも読書の機会をもってもらうためにも、コンクールの実施を検討できないか、見解を伺います。
答弁:教育長
読書感想文コンクールについての御質問でございますが、現在、多くの小中学校では、読書感想文コンクールとして、全国学校図書館協議会主催の「青少年読書感想文コンクール」に、長年に渡って取り組んできており、作品応募が定着している状況でございます。特に自由課題部門につきましては、平成20年度より、本市独自の取組みとして、中学校図書館部会が「かわさき子ども読書100選」部門を設け、優秀作品の表彰を行っているところでございます。
11月の「かわさき読書週間」に際し、これまでに読書標語や読書ポスター作品の募集を行ってまいりましたが、今後は「かわさき子ども読書100選」を活用した感想文等の作品募集も前向きに検討してまいりたいと考えております。