ご挨拶

【ご報告】平素は、私市川よし子の政治活動に対しまして、格別なご理解をいただき誠にありがとうございます。

また、先般の衆議院選挙では皆様方に大変なご支援を賜りながら、結果を出すことができず、これもひとえに私の不徳の致すところと心よりお詫び申し上げるところであります。

政党には所属しない無所属での活動の中、今後につきまして多方面よりご心配ご激励の声をいただいておりましたが、この度、立憲民主党に入党し、再び新たな形で政治活動をスタートさせていただくことになりましたことをご報告いたします。

一昨年秋の急な解散総選挙にあたっては、自民党に対峙できうる二大政党を新たに立ち上げる思いで、民進党を離党し出馬いたしました。しかしながら、その後発覚した財務省による隠ぺいや行政文書の改ざん、参議院議員6増など有権者意識とかけはなれた法案の強行採決等、現在の政治状況を鑑みると、野党の分裂を生んでしまった私たちの一連の行動は、残念ながらご支援いただいた皆様の求めていたものから乖離した結果を生む行動となったと言わざるを得ません。改めて振り返り、このような政治状況をつくってしまった責任を痛感し、率直に、この結果についてお詫びをしなければならないと思っております。

議員の職を失いこの一年余の間、地域をまわり、変わらず駅頭に立ち、様々な声を聞いてまいりました。今の政治は、多くの皆さんの痛みや不安に寄り添っているのでしょうか。私には、決してそう思えません。
権力の傲慢さが目立つ今の与党に対して、もう一度対峙できる力を結集していかねばならないという強い思いで、このたび立憲民主党の旗のもとで仲間の皆さんと新しい力を地域から積み上げていく決意を固めました。

いちからの再スタートとなりますが、一人暮らしの増える高齢者の不安解消のための施策、介護、教育、子育て、働く側の視点に立った働き方改革など、変えなければいけないことが山積しているという思いは変わりません。
特に女性の視点が大きく欠けている今の政治は変えていかなければならないと強く感じています。

さらに地域に密着しながら、こうした課題解決のために、自らの政策提案力を上げるべく研鑽してまいります。
なによりも提言した政策や課題解決を「実現」することを第一に、暮らしに役立つ政治家を目指す所存です。さらにわかりやすく、あるべき県政のかたちを皆様に示してまいります。

ご理解ご支援のほど、心よりお願い申し上げます。

「政治に何ができるのか?」

いつの時代にも普遍的なこの問いに、わたしたちは何と答えるのでしょうか?

大学を卒業し、与党参議院議員秘書として国会を駆け回った6年。 秘書を辞め、不景気という荒波の中、父母の急逝で否応なく家業を継ぎ経営にたずさわった数年。 仕事を持ちながら結婚し、無我夢中で子供を育ててきた10年。 さまざまな経験を重ねる中で、私はいくつかの異なる視点から「政治」を見るという機会に恵まれました。

それはまた、「政治」というものが時には「強圧」であったり「無力」であったり、「不公平」であったり「冷酷」であったりと、見る視点や立場によってまったく違うものにとらえられるということを実感した20年でもありました。

バブル崩壊後「失われた10年」と言われたこの時期、経済ばかりでなく安全・教育・倫理道徳観、私たち日本人はあまりにも多くのものを失いました。

永田町という国家の中枢の片隅で政治の威力というものを目の当たりにしてきた私の中で、

「何故あの力をここで行使できないのか?」あるいは
「あのときの政治の選択は正しかったのか?」
「違う選択だったらどんな結果だったのか?」
そんな声がふつふつと湧き上がってきたのも自然なことだったのかもしれません。

政治と一般市民の生活感覚がこれほどまでにかけ離れている現状を打破することはできないのだろうか、理想論や官僚的発想ではなくもっともっと現実の生活感覚に即したフレキシブル(柔軟)な政策はないのだろうか・・抑えきれない熱い想いが私を政治の道へとふたたび向かわせました。

政治に何ができるのかを考えるとき、私は有名なケネディ大統領の言葉を思い出します。彼は就任演説の中で国民にこのように問いかけました。

国があなたに何をしてくれるのかを問うのではなく あなたが国のために何ができるのかと問おうではないか」と。

ケネディが45年前に提唱したこの「行動する市民」というコンセプトは21世紀の現代にあっても何ら色あせることはありません。むしろ、戦後60年かけて民主主義を熟成してきた今の日本だからこそ、その実現が期待されるのではないでしょうか。 政治を受動的にとらえ、政治家が何をしてくれるのかという視点を固持するならば、政治はあなたに何の恩恵も与えてくれないかもしれません。政治家は残念ながら魔法使いではないからです。

そうではなく、是非とも政治を能動的に、つまり市民のみなさまが政治の主役であるととらえていただきたいと私は切望します。
市民のみなさまが、共生という視野に立って、より幸せで豊かな生活を目指し積極的に行動を起こしはじめたとき、必ず政治の力は大きな潮となって社会をよりよく変革していくと確信します。
市民のみなさんがどんどん政治に参加していただくために力を尽くし、自らもまた市民の一人として、ともに明るい未来を展望し創造してゆくこと、その結果として一人でも多くの市民にすこしでも多くの幸せを感じてもらうこと、これこそが21世紀の政治家の大きな役割であると私は考えます。

みなさんのまわりを見回してください。 そこに矛盾はないでしょうか? そこに不安はないでしょうか? もし一つでもあるならば、そこには必ず政治ができることがあるはずです。

「政治に何ができるのか」

「政治は最大多数に最大の幸福をもたらすことができる。」

いつの日かそう答えが出せるよう私も全身全霊をかけてまいります。
市民のみなさまのご理解とご支援を心よりお願い申し上げます。

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